

今回は職人による丁寧な一点一点の手造りに定評のある世界最高峰のグラス
「ロブマイヤー」をご案内いたします。

1823年、ウィーンの目抜き通りの裏、ヴァイブルグガッセに小さな硝子屋が開かれ
ました。店主の名はヨーゼフ・ロブマイヤー。後に、最高級シャンデリア&グラスメーカーとして、数々の栄光に輝くロブマイヤーの誕生の瞬間でした。
創業まもなく、「貴族の中の貴族」と称されたハプスブルグ家に寵愛され、「皇室御用達の称号を得た」ロブマイヤーですが、その地位に安住することなく、常に新たな価値を探し求め、革新的な魅力に溢れる作品を確固たるものとしました。
現在5代目となるロブマイヤーの製品は、今でもウィーンの工房で熟達した職人達の手によってひとつひとつハンドメイドで造られています。効率が悪いとされる木型成型にこだわり、フォルムに微妙な差が出る手作りにこだわっています。大量生産されるグラスとは一線を画し、職人の匠の技による「作品」こそ芸術や文化を生み出すと考えているためです。その希少な「作品」は、画一的な工具製品とは比べにばらないほどの”魔力”をはなっています。
また、ロブマイヤーのワイングラスの素材には特殊な配合率のカリ・クリスタルが採用されているため、驚くほど軽く、薄く、しかも壊れにくい造りです。デザインは限りなく洗練されています。
ロブマイヤーの製品は、もともと、貴族や上流階級の贅沢な要求に応じてつくられてきたため、バロック、ロココ、ウィーン・アンビールなど、各時代の様式を代表する逸品が造られてきました。
どんな格式の高い席においても、まったく臆することなくテーブルに”凛”として立つその姿には、長い歴史の中で数々の上流階級の食卓を飾ってきたという”誇り”さえ感じます。
創業180年以上経た現在でも、人々の心を魅了してやまないロブマイヤーのグラスにワインを注ぎ、その歴史に思いを馳せながら今宵の一杯を楽しむ。まさに「至高の贅沢」です。

1994年オーストリア・デザイン大賞を受賞したバレリーナ・シリーズ。英国のプリマドンナ、
マーゴ・フォンティーノがティップ・トゥで立つ姿をイメージしたデザインが、
テーブルに最高級の優雅さを演出します。